手打ち中華そば@金町製麺・葛飾区金町
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立ち呑み居酒屋 金町製麺
葛飾区金町6-2-1 ヴィナシス金町1階
ラーメンデータベースの「最近人気のラーメン屋さんランキング」で、最近、上位に顔を出すことが増えたので訪れた。少し調べると、「麺や 七彩@中央区八丁堀」とはんつ遠藤氏のコラボレーションによる立ち飲み屋兼ラーメン店ということらしい。平日は夜営業のみだが、週末は昼もやっているとのことなので日曜日のお昼に伺った。お店は、京成金町駅前というド下町には似つかわしくないタワーマンションの1階にテナントとして入居している。開店時間の12時少し前に着くと、シトシトと雨が降る生憎の天気なのに8人が並んでいた。これは意外も意外で驚いた。お店は立ち呑みと名乗っているが、実際はカウンターとテーブル席で全席着席スタイルだ。さすがに居酒屋だけあって、昼でもアルコール類は充実していてほぼ何でもある。また、酒の肴も刺身が5種類に水餃子、ソーセージ、チーズなどと飲兵衛をくすぐるメニューが用意されていた。まずは、ジムビームのハイボール(470円)と新潟産ヒラマサの刺身(400円)を可愛げなお嬢さんにお願いした。周りを見渡すと、小学生の男の子を除いて全員が何かしらを飲んでいる。まあ居酒屋だから当たり前か。外で飲むのはかなり久しぶりのことなので、嬉しくてそれほど時間をかけないで1杯目を飲み終えた。なので、2杯目はちょっと高級に、最近酒屋でも見かけなくなった「白州森香るハイボール(710円)にするとともに、しばらくしたら手打ち中華そば(800円)を持ってきてねと先ほどの女の子に再度頼んだ。
2杯目のハイボールを半分ほど飲んだところで丼が登場。パッと見、濃い醤油色のスープ、うねうねとした太麺、鶏モモ肉、槍の穂先のような形のタケノコが特徴だ。麺は幅が7〜10mmほどと一定ではないので手切りのようだ。十分に縮れているので手もみだろう。口に運ぶとモチモチとした食感で、すいとんの仲間である大分のだんごを思い出した。しっかりと小麦の風味も感じられ、これは美味しい麺だ。スープは、前述のように相当色は黒いがしょっぱいわけではなく、鶏の風味を強く感じる。多めに浮いている香味油に鶏油を使っているのだろう。旨味も十分で何の不満もない。これも旨い!細かめにみじん切りされた紫タマネギが食感的にも風味的にもアクセントとして十分に機能している。チャーシューはほどよい下味を付けて火を通した(茹でた?蒸した?)皮付きの鶏モモ肉。皮付きは嫌だとか、カロリーの低いムネのほうがよいといった意見もあろうが、オッサンには味が濃くて旨味がしっかりしたモモ肉はWelcome。タケノコはメンマではなく、普通のタケノコを薄味に煮たもの。要はタケノコの煮ものだがこれはこれで美味しいし、ラーメンに載せても違和感は全くない。
さすがは麺や 七彩の系列店だけのことはある。美味しく飲食し、上機嫌で京成に乗った。
・お気に入り度:〇
アルバム: 東京のラーメン・その2
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