習作・オリオン座(下部)
撮影したデータから正しい色データを引き出せる限界をとうに超えている、ことは承知。
魔女の横顔が何故に黄色なのか?
引き損ないのダークノイズで無数の縦線が!
ツッコミ処は無数にある。
下辺近くは輝度の落ち込みも酷く、通常のカブリ調整では補正しきれなかったものを、段階フィルターで無理矢理持ち上げてさえいる。
本来なら、画像下部は切り捨て、更にモノクロ化すべきレベルのもの、かもしれない。
それでも、データに含まれていたもの全てを吐き出させてみたくて、やってみた。
Special thanks for Mr. takuro.n(PHOTOHITO)
使用データはこちらと同じ。
http://photozou.jp/photo/show/177665/217920109
アルバム: 天体写真
お気に入り (1)
1人がお気に入りに入れています
コメント (2)
-
げげ、これも、光害の中からの撮影なんですか!?
凄いですね。
ここまで炙り出せる技術に驚きです!2015年2月23日 11:40 UTO (2)
-
いやいやいや、言葉足らずですみません。これは自宅撮影ではありません。
先日、23kgのトランクと21kgのリュックと寝袋を担いで、電車とタクシーを乗り継ぎ、南知多の桜公園というところまで小遠征してきました。
ポタ赤3セットと、PROMINAR500、ApoSonnar2/135、他レンズ4本とボディ3台抱えてのトライアスロン的移動です。(笑)
海岸沿いの小高い丘で、名古屋市の光害が北西〜天頂近くまでありますが、南の空はまぁまぁ良い、というロケでした。
風が強いのが難点でしたが、久々に星空らしい星空を拝むことができました。
とはいえ、風の強さは如何ともし難く、この撮影では風の影響を避けるため、ISO3200 露出1分×162枚コンポジットです。
オクでおとした中古のボディが、絞りが壊れて絞れない、というトラブルに見舞われ(^^;開放でしか撮れなかったのが残念です。
この写真では、コンポジット後徹底的にバックグラウンドの色温度補正とカブリ除去を繰り返した後、思いっきり分子雲を含む輝度を持ち上げました。
最後のトーン調整で無茶しているため、色ムラがモロに出ていますが、それでも分子雲の中に色ムラでは説明できない色の変化が見られます。
もう少し1枚あたりの露出を長く確保し、この微妙な色の違いを、納得のいく色温度で表現できるようになりたいなぁ、という願いを込めた≪習作≫です。2015年2月23日 23:43 ばくばく (5)
コメントするにはログインが必要です。フォト蔵に会員登録(無料)するとコメントできます。