じんわり比内地鶏@ビリケン・台東区浅草
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中華ソバ ビリケン
台東区雷門2-4-1 岡安ビル1階
この日から提供が始まった限定メニュー。140食あるそうなので少なくとも明日までは大丈夫だろう。11時20分にお店に着くと、店頭には何と9人が待っていた。これは想定外だ。中には白人系外国人ペアの姿もある。列に並ぶとすぐに食券を購入しに行っていた直近の先客が戻ってきたので、入れ替わりに一旦入店し、入って左奥にある券売機で限定メニューのボタンをポチっとな。1300円。11時40分になってようやく「どうぞ」と声がかかった。座ったのはいいが、この日は配膳までにさらに時間がかかり、丼が届いたのは11時50分とお店に到着してから30分が経っていた。
麺は幅4?ほどの縮れ平打ち。手もみ麺だそうで、また、麺肌に褐色の粒々が見えるので全粒粉入りだ。北海道産春まき小麦のはるゆたかを使っているそうで、今流行りのもち小麦を混ぜたかのように驚くほどプリプリ、モッチモチ。加水率も相当高いように思うが、そんな中でも小麦の風味がちゃんと感じられ、なかなか美味しい好みに合った自家製麺だ。スープは鶏油が全面に浮いているので黄金色をしている。レンゲですくって口に運ぶと、鶏油による鶏の風味を感じた後、鶏スープのしっかりした旨味とほどよいコクが広がる。この鶏油も比内地鶏から作ったそうで、またカエシは塩と白醤油、薄口醤油などをブレンドしたハイブリッドなものとのこと。塩と醤油の両方を使っているからハイブリッドなのかな。ただ、スープそれ自体は、きりたんぽ鍋用にスーパー等で売っている比内地鶏スープほど鶏の風味が強いわけではない一方、麺をすするたびに麺に鶏油が絡み付いてくるので、この時に鶏の風味を感じる。チャーシューはトントロと肩ロースの2種類で脂身、赤身それぞれの美味しさが味わえ満足。半個分の玉子はこれも比内地鶏だそうで、黄身が結構濃厚で、味玉ではなく茹で玉子だったが全然問題なし。メンマは軟らかな穂先部分で、和風出汁が十分に染み込んだ味だった。
麺量は案外多く180gくらいと思われお腹も満足。また食べてみたいと思える一杯だった。
・お気に入り度:〇+
Albums: 東京のラーメン・その4
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