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広島県産牡蠣の冷やし塩蕎麦@神保町黒須・千代田区神保町

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写真: 広島県産牡蠣の冷やし塩蕎麦@神保町黒須・千代田区神保町

写真: 薬味ご飯@神保町黒須・千代田区神保町 写真: クミン香る冷やしスパイスラーメン・大盛@チリトマラーメンTHANK・港区大門

神保町黒須
  千代田区神田神保町3-1-19

 「今回のカキは酒蒸しでふっくらと炊いてから、特製のオイルに漬け込んだ1品。〆には濃密なお出汁をご飯にかけて、冷やし茶漬けとしてお召し上がり下さい。」という触れ込みで6月初めから提供されている標記メニューを狙って初めて訪れた。平日の11時25分着で既に19名の行列。並んでいる途中で店員さんの指示に従い、いったんお店に入って狙いの食券を購入した。1,500円。開店時間が11時であることを考えると、限定30食にありつけるか微妙なところだと思ったが何とかセーフだった。列に戻ったのち、カウンター席に案内されたのは12時5分頃。それからは、あらかじめた食券が回収されていたためすぐに丼が配膳された。
 麺はほぼストレートの中細麺。お店のちょうど3年前のツイートには「三河屋製麺の特注麺。北海道産小麦使用。加水率35%、切刃20(番の)極細平打麺、ツルモチなストレート平打麺です。今回の麺では全粒粉を不使用。綺麗な麺肌でシルキーでより喉越しが良く、スープとのからみ、持ち上げも良好です。」とあったが、平打ち麺云々を除けばその通りと思われ、それからは変わっていないのではないだろうか。冷水で締められていることもあり、中細麺なのに強い弾力があって容易に噛み切れないほどプリプリしている。ただ、逆に細めの麺だから、噛み切れずに途中で諦めて飲み込んでもススーっと胃に下っていく。スープはカキのしっかりとした風味が感じられるし、昆布の旨味もしっかりしているものの後はブラックボックスだ。塩加減もちょうどいいことも添えておこう。これが馬鹿舌には及びつかない銘店の味なんだろう。広島産カキは夏なので当然オフシーズンだが、違和感は全くなくプリッとしていて独特の風味もしっかり感じられ旨し。酒蒸し→オリーブオイル漬けの絶対的効果なんだろう。具材としてはあとは茹でホウレンソウで、スープもカキも少しオイリーなところを拭ってくれる。それよりも素晴らしいのは別皿で提供される薬味。ネギ、ショウガ、アオジソ、ミョウガを細かく刻んだもので、、これを投入すると丼の中で主張が強かったカキが一気に大人しくなる。とは言え、カキの風味が消えるのではなく文字通り大人しくなるだけなのが素晴らしい。
 麺をほぼ食べ終え、カキも5個中4個を食べた段階で、残ったスープをセットの薬味ご飯にレンゲですくって移した。
(以下、「薬味ご飯」に続く)
 12時半の退店時でも、店頭にはざっと20人ほどが並んでいた。このご時世でもこれだけ並ぶとはすごい人気だと改めて認識した。

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