布原にて

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伯備線の布原駅は、かつて信号場であったものを駅に格上げしたもの。格上げといっても、ほとんど雰囲気は信号場そのものであり、プラットホームが極めて短いこともあり、普通列車でさえごく一部しか客扱いをしない「秘境駅」でもある。
蒸気機関車の晩年、いわゆるSLブームの頃、この布原から新見方にある鉄橋は、名撮影地として超有名で、全国から大勢のマニアが押し掛けた。電化された後は、名撮影地だった鉄橋も、架線柱や樹木が伸びたことなどにより名撮影地の座を滑り落ち、今ではひっそりと静まり返っている。
写真は布原を通過するEF64 1000番台が牽く貨物列車。手前のホームを入れ、信号場っぽい雰囲気を狙ったのだが、ちょっと中途半端な構図になってしまった。

COSINA CT-1SUPER+Tamron46A

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