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2021_0802_094426 両幌

写真: 2021_0802_094426 両幌

写真: 2021_0802_094534 2600系運転台 写真: 2021_0802_074138 古豪が走る。

かなりマニアックな写真です。
京阪電車の2600系電車の連結部になります。床面にわたり板、通路を取り囲むように蛇腹状の貫通幌があります。
ぱっとめ見は別に珍しくもないと思われますが、この2600系の幌は真ん中で分割され、向こう側とこちら側の車両で半分づつ持つような構造になっています。両幌、と通称されています。
今では真ん中での分割のない片幌と呼ばれるものが一般的で、このような古いタイプはこおn京阪2600系くらいしか残っていないと思われます。
外観的にも中間の接続部分の枠を支えるため、車体からバネの入った吊り下げのシリンダがある
古臭い形をしています。
http://photozou.jp/photo/show/251552/119328068
tozou.jp/photo/show/251552/267949231

このような両幌は昔、機関車が引っ張っていた客車では
http://photozou.jp/photo/show/251552/152023206
1両単位で自由自在に運用され、連結も」連結器のほか連結器の下をくぐるブレーキのエアホース一本だけでどちら向きでも連結できましたので幌も両幌にして好きにどっち向きでも連結できるようにしていました。
ところが電車・気動車になると連決議だけでかく電気のジャンパ線やホースも何本も繋ぐことになり、左右非対称になって連結するときも向きを考慮しないといけなくなり、こうなると幌も両幌にしなくても連結方向が考慮されるのならどちらか一方に幌を預ける片幌でも十分管理運用できることからシンプルな片幌が主流になりました。
京阪の場合は路線がシンプルなので車両の向きが変わることはなく片幌でも運用上の問題はないが、
路線に急カーブが多くカーブで前後の車両の角同志がぶつからないように連結面間の距離が長く、片幌では届かないことが両幌採用の理由と思います。
京阪でも路線改良は進み今はあまりえげつない急カーブはなくなったので3600系以降は片幌が採用されたいます。

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