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10.11.02.品川寺(南品川)江戸六地蔵第一番

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写真: 10.11.02.品川寺(南品川)江戸六地蔵第一番

写真: 10.11.02.品川寺(南品川)山門 写真: 10.11.02.品川寺(南品川)江戸六地蔵第一番

●江戸六地蔵──宝永〜享保年間に江戸市中の六箇所に造立された銅造地蔵菩薩坐像。
江戸深川の地蔵坊正元が、宝永3年(1706)に発願し江戸市中から広く寄進者を得て、江戸の出入口6箇所に地蔵菩薩像を造立。病気平癒を地蔵菩薩に祈願したところ無事治癒したため、京都の六地蔵に倣って造立したもの。
鋳造は神田鍋町の鋳物師、太田駿河守藤原正儀により、像高はいずれも270cm前後、造立時には鍍金が施されていた(東禅寺の第二番は弁柄色の漆)が、現在では金箔の痕跡をわずかに残すだけとなっている。それぞれの像内には小型の銅造地蔵菩薩坐像や寄進者名簿などが納められている。また、像や蓮台には寄進者の名前が刻まれており、寄進者は合計すると72000名を越える。
江東区永代寺の第六番は明治元年(1868)の神仏分離令による廃仏毀釈により、旧永代寺が廃寺になり取り壊された。現存する第一番から第五番まではすべて都指定有形文化財。

番号/巡拝/――寺号/――宗派/――造成/――街道
1――1――品川寺――真言宗醍醐派―宝永5年――旧東海道
2――4――東禅寺――曹洞宗――――宝永7年――奥州街道
3――2――太宗寺――浄土宗――――正徳2年――甲州街道
4――3――真性寺――真言宗豊山派―正徳2年――旧中山道
5――5――霊巌寺――浄土宗――――享保2年――水戸街道
6――6――永代寺――高野山真言宗―享保5年――千葉街道(現存せず)

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