猛暑を涼しく
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ユキヤナギ(Thuburg spirea)/ ヒペリカム(St. John's wort)/ ニューサイラン(New Zealand flax)
今年最高気温でしょう、34℃。風もないし、さすがに暑い。暑いときはガラス花器、葉は落とし気味に足元すっきり…となると、なんだか似たパターンになってしまいそうなところが困るのですが。でも、やっぱり目だけでも涼しくしたい。
ニューサイランは、いつものゴツい葉ではなく、前回と同様、小ぶりで柔らか目のもの。しごいて丸めて…癖つけした後、裂け目を入れました。裂け目は手でおおざっぱに入れたので、等間隔ではないですし、途中で止まっていたりします（繊維に沿って裂くのですが、端まで裂くと切れてしまうので、今回は切れない程度のところで止めています）。葉を1回丸めて根元を裂いた中心に通して留めたり、葉先を引っかけたりして留めてあります。
1枚だけ葉先を花器の下にいれて留めてあるのは…透明な花器の中が丸見えなので、ボロかくしの意味もあります（笑）
お直しは1ヶ所。右側のニューサイランが1枚、右から左へ上が凸の形で入っていたのですが、下に下げました。最初の状態だと先端を花器の下で留めてある1枚と向き合って楕円を描くようになっていますが、上からかぶせずに下げた方が下から上へ向かう曲線が生きるようになりました。
アルバム: 華道（Ikebana)
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