母の日

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フトイ(bulrush)/ キソケイ(yellow jasmine)/ カーネーション(carnation)

母の日にカーネーションなんて…子供の頃以来のような気がします。（だって割高なんですもの。）

とはいえ、主はフトイ。ずいぶんと立派な穂がついていて、長さもたっぷり。ということで、あまりポキポキ折らずに長いまま使うことに。せっかくの穂先も残して、束ねたワイヤーが穂先で適当に隠れるように利用。写真では平面に見えてしまいますが、カーブしたフトイは花器の奥側の挿し口から出ているものと手前から出ているものとあって、立体的になっています。

フトイは褒めていただいたのですが、キソケイがいけませんでした…（^^ゞどうしても自然調な素材でもあり、どうもフトイと上手く合わないようで。最初はもう少し上へ伸びていて（フトイに絡まるように）、あと右側に細い枝がもう1本ありました。

お直し後は低い位置でソケイ同士を絡めるようにしてマッスっぽくし、フトイの線を際立たせるように。マッスといっても「ぽく」という感じでしょうか。いかにもマッス、というマッスにはならないですよね。全体に（ある意味きれいにバランスよく）枝葉が出ていて適度な空間の広がりもある花材なので…。例えばユキヤナギのように密に葉が付いているものなら、一部を落してメリハリをつけるとかやりやすいのですが…。久々にあちこち切られました。剪定はだいぶ良くなったと思っていたのにな…。

カーネーションは色のポイントとして。後ろの1本が写真を撮ったら見えなくなっていましたが、角度にもよりますがキソケイの葉の陰からちら見えするのです。

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