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解説〜促成高齢者

写真: 解説〜促成高齢者

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私説「看板学講義」の教室へようこそ

今回の教材:静岡県島田市で撮影した高齢者交流施設の看板

解説:老人というものは古来、長い年月をかけて熟成して老人となるのが常識だった。だが、そのように60年、70年の歳月を経ずとも、促成栽培が可能になったらしい。おそらく10年〜15年程度で作られた老人が「簡易老人」なのであろう。
画像のようなコミュニティ施設では高齢者の交流の場が設けられていることが多い。高齢者が楽しみや生きがいを持つことは自身の健康に良い影響をもたらすことであろう。
だが、ちょっと考えてみてほしい。10年や15年で促成栽培された「簡易老人」が、60年・70年かけて熟成された「本格老人」たちの孫の話題や1964東京五輪の話題に付いて行けるはずがない。
そこで新たに設けられたのが「簡易老人」だけに特化した「簡易老人憩の家」なのだろう。おそらくここでは、昔の話として、東日本大震災の事や笑っていいともの終了などを語り合っているのだろうと推測する。
簡易老人たちよ、本格老人たちに負けないよう頑張れ!

(おことわり)この解説は全くの私的な「思い込み」であり、当該店舗利用に際しての一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。

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タグ: 看板 島田市

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