養宜館跡
養宜館(南あわじ市)は、鎌倉時代から室町時代にわたる淡路国守護職の館跡で、平坦な土地に周濠を掘り、土塁をめぐらせた大規模な建物であった。主に足利尊氏の命を受けて淡路を平定した細川師氏(もろうじ)を初代として七代細川尚春に至るまでの百八十年もの永い年月にわたって細川氏が淡路守護として栄えた場所でもある。しかし、戦国時代に入って7代目細川尚春が三好之長に滅ぼされ、1519(永正16)年に淡路細川氏が事実上滅亡するとこの館も廃館となっていった。
昭和2年に建立された「養宜館之碑」と記された石碑が、波乱に満ちた中世の歴史を物語る。
アルバム: 淡路島の史跡名刹を巡る
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コメント (2)
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うさこさま
いつも見ていただき、お気に入り☆ありがとうございます。2020年9月6日 07:25 islandscape (4)
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xkazexさま
ご訪問いただき、お気に入り☆ありがとうございます。2020年9月10日 16:13 islandscape (4)
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