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冷やしヘッドロック@タマネギヘッドバッド・豊島区要町

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Photos: 冷やしヘッドロック@タマネギヘッドバッド・豊島区要町

Photos: 冷やし鯛そば@音別邸・足立区北千住 Photos: ごん太スタミナ醤油@あさひ町内会・板橋区板橋区役所前

タマネギヘッドバッド
  豊島区西池袋5-26-24 サダシン西池袋1階

 このお店の夏期メニューは今月で提供を終えると呟かれていたので、ラス前の29日に訪れた。この日は平日で、11時半前にお店に着くと先客とちょうど入れ替わりになり、他にお客はいなかった。その後、退店までに3組4人が来店。こちらより遅れてオープンしたジンジャーヘッドバット@板橋区大山が結構な賑わいなのに対して、こちらがそれほどではないのは限定メニュー提供頻度の差のような気がする。
 さて、このメニュー、お値段は1050円。麺は幅が2mmほどのストレート平打ち。冷水でしっかりと締められているので弾力が強くてブリブリした食感で、弾き返されて歯がなかなか入っていかない。それでも平打ち麺のため厚みがないので、何度か噛んでいると噛み切れるので食べにくさは感じなかった。スープは醤油色に似た色合いだが醤油の風味は感じない。これは、6月に食べた温かいメニューであるタマネギヘッドバット(http://photozou.jp/photo/show/3181738/269835651)と同じように、後半に姿を現した丼の底に沈んでいる飴色炒めタマネギからの色と思われる。タマネギヘッドバッドと同じ塩味の鶏スープのようだが、冷たいと味覚が鈍感になるので塩加減は強めで、このためスープをレンゲですくって飲むとちょっとしょっぱい。具材もタマネギヘッドバットとほぼ同じで、ローストチキン、鶏そぼろ、紫タマネギ、揚げタマネギ、バジルの代わりに木口切りの小ネギ。バケットには載っていなかったがトマトペーストが添えられているのも同じで、後半、これをスープに溶かし込むと、トマトの風味とともに軽い酸味が広がりスープの表情がだいぶ変わって味変になるのは面白いし、飽きずに最後まで食べ切ることができるのでよいアイデアだと思う。
 麺が細いものに変わっていること、スープの味付けが濃いめであることなど一部異なっている点もあるが、このお店の看板メニューであるタマネギヘッドバッドを冷たくしたバージョンと思って間違いない美味しい一杯だった。

・お気に入り度:〇

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