朝うどん・冷茗荷@くろ喜・千代田区浅草橋
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饗(もてなし) くろ喜(注:くろ喜の「喜」は、異字体の七が3つのが正しい表記)
千代田区神田和泉町2-15 四連ビル3号館1階
お店のブログを見ると、日曜日の8:30〜11:00に朝うどんとして営業し、40杯完売で閉店するというお知らせがあった。うどんはゆめちから、チクゴイズミ、もち姫のブレンドで打っていて、このブレンドはくろ喜の手揉み麺のブレンドと同じだそうだ。これを中華麺だと不可欠なかん水は使わない一方、うどんらしく塩13%の塩水で打ったとのこと。出来上がりは香川の讃岐うどん専門店の麺のように「口の中に吸い付くような麺」ができたとか。そのうどんを冷やしは茗荷うどんで、温かいのは舞茸と水茄子の天ぷらうどんで、2杯をセットにして提供するとのこと。ラーメン屋が打って作るうどんとはいかなるものか、これは確かめなければと出かけた。開店時間の8時半ちょっと過ぎに着いたら既に営業は始まっていたものの、店頭には10人が並んでいた。まずは一旦入店し、入り口すぐ左手にある券売機で食券の購入する。券売機には「〜朝うどん〜 冷茗荷・温舞茸 限定2 ¥1300」と書かれた紙が貼ってあったのでその通りに操作して食券を発券する。そして表に出て、11番目(入店済み客を合わせると21番目)の客として並んだ。その後は、席数の半分に当たる5人ごとの入れ替え制になっていたので都合4巡目となり、入店できたのは到着してから1時間弱の9時25分過ぎだった。
カウンター席に座ってしばらくすると、まずは冷たいうどんが配られた。麺は幅が6mmほどの平打ち。うどんらしくツルンとしているが、讃岐うどんほど硬くはなく、周囲は軟らかく中心部分に芯があるかのようなアルデンテの仕上がり。麺の上にはかなり細めに木口切りされたミョウガがこんもりと盛ってあるが、麺とともに口に運ぶとオイルっぽさも感じられ何らかの味付けがなされている。そんな強い味ではないので、ラーメンの塩ダレ少々と香味油適量といったイメージだ。うどんつゆは、いりこが効いた讃岐風ではなくカツオの風味が目立つ。とはいうものの、関東のような醤油の旨味を主体に節系で風味をプラスするやり方ではなくあくまで西日本風。このため、麺が持つ小麦の風味もしっかりと感じられる
その冷たいのを食べ終えると今度は温かいのが出された。それについては「朝うどん・温舞茸」の方でレビューする(http://photozou.jp/photo/show/3181738/270161861)。
・お気に入り度:〇
Albums: 東京のラーメン・その3
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