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鴨塩@上々・台東区蔵前

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写真: 鴨塩@上々・台東区蔵前

写真: 鴨雑炊丼@上々・台東区蔵前 写真: 節骨濃厚味玉つけ麺@たいぞう葛西店・江戸川区葛西

麺屋 上々
  台東区蔵前3-17-3 SIビル1階

 最近増えつつある鴨スープのお店で、昨年6月にオープンしたとのこと。鴨出汁ラーメンからはここしばらくはご無沙汰だったので、どんなものかと思い訪れた。平日の11時半過ぎで先客は3名と、店内はのんびりとした雰囲気。入って左手にある券売機を見ると、メインメニューは鴨塩と鴨醤油の2本立て。左上の法則から鴨塩800円と、残ったスープを活用するための鴨雑炊丼200円とのセットメニューのボタンをポチッと。計1000円。
 麺はストレートの中麺。パツパツとした加水率が低い麺らしい食感で、パッツンと噛み切れるのも心地よい。それほど強くないが何ともいえない風味があり、これも好印象。入店する際目に止まったが、店頭には『菅野製麺所 特製』と書かれた木札が置かれていた。スープは、鴨だとはっきりと分かるほどその風味が強いが、丸鴨の出汁からではなく、鶏油ならぬ鴨油からだと思われる。なお、塩ダレにカツオ節、いりこ、アゴ、サバなどの魚介類をたっぷりと使っているそうだが、それを作る過程で煮詰める等により風味が飛んでしまったようで、魚介はほぼ感じられない。旨味、コクとも十分で塩加減もちょうどよい上、前述のように鴨の風味が後を引くのでレンゲが止まらない。が、成り行きに任せたままでは雑炊に辿り着けなくなるので、必至に自制する。具材は鴨チャーシュー、メンマ、青菜、ナルトに薬味のネギ。チャーシューは鴨ロースを低温調理したもので、周囲を炙って香ばしく仕上げてある。カモ肉の旨味が堪能できるのに加えて、軟らかくてサクッと噛み切れ食べやすいので満足感は高い。メンマはやや細めの枕木状で、ジャキジャキとした食感だが比較的軟らかく食べやすい。味付けは薄めだが、メンマ特有の味わいはしっかりと感じられる。青菜はチンゲンサイの軸部分で、軟らかくなるように火を通してある。スープ等に影響を与えないように、味わいの薄いチンゲンサイを選んだのだろう。ナルトは初めて見る黒色で、最初、何かと思ったが、味わってみると間違いなくナルトだった。斜め切りのネギがスープによく合っていた。
 具材を食べ終え、残ったスープを…(鴨雑炊丼に続く)

・お気に入り度:○+

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