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喜多方肉そば@十郎兵衛盛岡南店・盛岡市

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写真: 喜多方肉そば@十郎兵衛盛岡南店・盛岡市

写真: 黒ラーメン@美麓・岩手県雫石町 写真: みそ担々麺@三十六番・盛岡市

麺屋 十郎兵衛(じゅろへえ)盛岡南店
  盛岡市永井22地割29-4

 秋田県大仙市大曲の人気店十郎兵衛が盛岡に進出し、一昨日の金曜日に新規オープンした。朝の7時から営業しており、11時に着くとカウンター12席ほどのお店には先客が4人のみ。まだ、あまり知られていないのかと思ったが、11時半を過ぎると次々と客がやってきてすぐに満席になった。メニューは、煮干拉麺があっさり、普通、濃厚の3種類、油そばが普通と辛の2種類、それに標記。このメニュー構成は、十郎兵衛というよりはその並びにある2号店の自家製麺 佐藤に近いようだ。店内には寡黙な店長と、大曲から長期のヘルプに来てる陽気で人なつっこい佐藤社長と中年女性の3人。調理担当の2人は白いまるで板前のような姿で、ラーメン屋とは思えない。入口の券売機で標記のボタンをポチッとな。色々なブログを見ると一昨日は950円だったのが、今日は980円に変わっていた。オープン記念特価だったのかな。
 麺は幅が5mmほどの平打ち。手もみしてあるのでメチャメチャ縮れているし、一部は潰れて1cm近くに広がっていてかなり乱尺気味だ。手もみしてあるとはいえ厚みのある多加水麺のため、部分的には歯が跳ね返されるほど硬い食感に仕上がっている。喜多方のようなピロピロとした見た目だが、山形市のケンチャンラーメンに近いように思う。スープは、豚骨をベースとしつつ煮干しが香る喜多方とは異なり、ごく普通の鶏ガラ豚骨魚介のようで醤油風味は控えめ。ただ、香味油が思ったよりも効いていて、淡麗醤油系にしては飲み応えがある。チャーシューは丼一面を覆い尽くすほど載せられたバラ肉。喜多方の某有名店よりも厚みがある分、しっかりした歯応えがあってボリューム的には十分。旨味は少し抜け気味のように思うが及第点だ。メンマは極細かく裂かれた短めのものが大さじ1杯分ほど。その他は薬味の小ネギ。
 喜多方肉そばと名付けられてはいるが、喜多方の某有名店よりも会津若松市の国道49号線沿いに建つ○○農園の手打肉そばがイメージ的には近いだろう。

・お気に入り度:○

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