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フォト蔵を使ってカメラの画質をチェックする方法

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写真: フォト蔵を使ってカメラの画質をチェックする方法

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★ 2013年12月20日以降にアップロードされた写真は縮小加工されています。縮小だけでなく、輪郭強調が強めにかかっているので、あまり参考にできません。画質チェックにはなるべくそれ以前に投稿された写真を参考にしてください。古い画像も使われていないアカウントの作品から順次縮小加工されて行く予定とのことです。

=============================== せつめい =============================
▼そのカメラで撮られた画像の探しかた
1.検索語「フォト蔵 (機種名)」でWeb検索 ⇒ https://www.google.co.jp/
  例:機種名が Canon IXY 32S の場合は「フォト蔵 32S」で検索
2.“○○で撮影された写真 - 写真共有サイト「フォト蔵」”をクリック
  ⇒小さな画像の一覧が出てくる

▼画像のみかた
3.一覧ページの [前へ]..[次へ] でページ送り
4.ctrlキー又はcommandキーを押しながら、小さな画像をクリックし、新しいタブに開く
5.新しいタブには、少し大きな写真があるから、その真ん中をクリック
6.左下の“この写真をダウンロードする”をクリックして、画像をダウンロードする
 ※保存しないで見る場合は、右上の“元画像”をクリック
7.タブを閉じて、次の画像へ行く(3 に戻る)
8.保存された画像を開いて観察する

▼画像の詳細情報のみかた
絞り値や、感度などの詳細情報は、元画像にそのまま付随しています。
1.それぞれの画像閲覧用ソフトウエアで確認することができます。
例えば Mac の「プレビュー.app」の場合は、画像を表示させて command+i ⇒タブのi⇒Exif
2.やりかたがわからない場合は、フォト蔵の写真ページで、写真の下に表示されています。
3.使用レンズや撮影モードなどは exiftool(http://p.tl/J9hl) で取得することができます。
 説明:http://p.tl/rMYm , http://p.tl/qw7n

▼【注意】:
・なるべく多くの人の作例を観察してください。
 ∵1.人により、クセがあったり、加工していたり、色合いの好みが違ったりするので
 ∵2.たまたま初期不良のある機体が使われているケースもあるので
 ∵3.投稿者がカメラ名を書き換えてしまっている場合もあるので
  ※ 写真一覧ページの小さな写真の下に投稿者のハンドルネームが表示されています。
・この場所はそもそも写真を楽しむ場所であり、カメラの画質をチェックするための場所ではありません。
・縮小された画像は、画質の参考にはなりません。リンク“元画像”の下に(横×縦)の大きさが表示されているので、そのいずれかが 1024 以下であった場合は却下。できるだけ大きな画像を参考にしてください。画質のチェックは必ず写真をダウンロードするか、「元画像」にて確認してください。
・画質は感度や手ブレなどに大きく左右されます。必ず画像の詳細情報も併せて見てください。
 少なくとも、感度・露出時間・焦点距離をチェックしてください。

▼参考 ===============================================================
◆解像度と解像感
画像が「クッキリ」している方が画質が良いと思われがちですが、ケータイのカメラなどにありがちな例として、もともと画質が優れないのをデジタル処理(シャープネス)で「クッキリ感」を強調してごまかしているものもあります。どこまで細かく正確に被写体の情報を写し取っているかという尺度を「解像度」といいますが、デジタル処理でクッキリ感を高めると、解像度が上がったような錯覚がおこります。この、ニセの解像と本来の解像度とを糞味噌に合わせて「解像感」という用語が使われるようになりました。ニセモノとホンモノの見分けかたは、たとえば以下を参照願います。
http://dtv.sakura.ne.jp/contents1/011.html

◆超解像
画像のデジタル処理の一種で、性能及ばず撮れなかった細部の描写をカメラが勝手に描いてしまうこと。
このニセモノと本来のホンモノを見分ける方法として、たとえば、写し込まれた文字が判読できるかどうかという手もあります。いかにも文字っぽい感じがするのに、まるで外国語のようにぜんぜん読めないのがニセモノ。カタログや売り場の説明では「超」は良い事のように語られますが、現実はその逆。

◆ダイナミックレンジ
明るいところから暗いところまで“途中の明るさも含めて”見たままに写しとる能力の事をいいます。
カタログや売り場の説明などではこの“途中の明るさ”に関する性能が抜け落ちている場合があるので注意。
ダイナミックレンジの狭いカメラで撮ると陰影のハッキリした印象の写真になります。これを加工してダイナミックレンジの広いカメラで撮ったように見せかける事はできません。逆に広いカメラで撮られた画像を加工して狭いカメラで撮ったような絵にする事はできます。ケータイカメラなどの写真に慣れていると、ダイナミックレンジの狭い方が良い画質と誤解するかもしれないので注意が必要。わかりやすい解説記事がありますので、たとえば以下を参照願います。
http://digicame.side-e.jp/htm2/202/
カメラ売り場や商品説明ページで言われている「ダイナミックレンジの広いカメラ」「ダイナミックレンジ拡張機能のあるカメラ」でも、実際の測定値を根拠にしているわけではないので、購入前の作例観察はとても重要です。
“途中の明るさ”が顕著になる被写体の例↓
 Fuji EXR DR拡張auto(100-400%) http://p.tl/XUQN
 Fuji EXR DR拡張max 1600%  http://p.tl/n82A
 Sony 連写合成       http://p.tl/GuDM
 Canon 完全ノーマル    http://p.tl/v3yX
この例の場合は、画像エンジンの性能の差が決定的と言えます。

◆高級機/最新型の方が高画質か?
以下の画像を見比べてみてください。同じメーカーの機種です。
 http://p.tl/xL-S , http://p.tl/wvaA
どちらが高画質だと言えるでしょうか?
実際の見た目に近いのは後者です。後者の方がダイナミックレンジに優れています。
ページをスクローすると機種名が書いてありますが、
 前者が26,000円で買った高級機 S110 (2012年10月12日発売)。
 後者が13,078円で買った普及機 32S (2011年 8月 4日発売)。
これはさすがにスペックからだけではわかりません。たしかに高級機の方が全般的な能力は高いですが、使用者の用途・使い方によっては、必ずしも高級機の方が高画質であるとは限りません。
一般には撮像素子の大きな方が高画質だと言われていますが、大きな撮像素子には相応の大きなレンズが必要となるのに、この巨大化を抑えるためにレンズを小型化しすぎて、期待されるほどには高画質ではない場合もあります。カメラの画質はレンズ・撮像素子・画像エンジンの総合力で決まります。いかにハイスペックでもこれらのバランスが悪ければスペック相応の画質は望めません。
先入観を捨てて注意深く作例を観察する必要があります。

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