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くるくるのコントラスト

写真: くるくるのコントラスト

写真: 宝塚の大階段より派手かも(爆) 写真: では、賛成の方は挙手をお願いします!

かつて撮った、http://photozou.jp/photo/show/1934405/168340941
と同じ場所ですが、今回は小さいバネはありませんでした。
これはマクロでは無く、両手で抱えても体からはみ出すくらい、みんな巨大。
でもその太さやバネの密度、エッジの表情のコントラストが素敵でした。
いつもガラス越しに撮っているのでそのうち、素通しで撮ってみたい。

この三種類のバネを視て、「くるくる」って言う時にニュアンスを変えておのおのその質感を表現するというのは、音楽表現的には物凄く良いエチュードの様な気がする。

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コメント (18)

  • lilu

    これは面白いですね♪

    2015年4月4日 09:16 lilu (24)

  • 白石准

    liluさん、ありがとうございます。
    此処は通る度にラインナップが違うのでつい、撮っちゃいます(爆)

    2015年4月4日 09:25 白石准 (40)

  • 雪のんの

    どこまでも 続いていく道を辿って・・・行ってしまいそうな(笑)

    2015年4月5日 22:49 雪のんの (6)

  • にゃんこ

    縮めるのに、すごいパワーが必要そうなバネですね(笑)

    2015年4月6日 00:41 にゃんこ (127)

  • ちくら(chikura)

    真ん中の大きなものは、四角い断面形状の圧縮バネですね。円形断面のバネよりも狭いスペースで大きなバネ定数を得られるメリットがありますが、製作しづらい分、コストがアップします。

    2015年4月6日 12:13 ちくら(chikura) (0)

  • 白石准

    雪のんのさん、蟻だったら、真ん中のでかいスプリングはそういう道に見えるでしょうね。(#^.^#)

    2015年4月7日 10:56 白石准 (40)

  • 白石准

    にゃんこさん、仰る通り、たぶん、まんなかのは人間の手で押してもちっとも縮まないような気がしますね。(#^.^#)
    せいぜい一番向こうの細い奴かな、、。

    こんなごついのはないですが、ピアノもあちこちに小さなバネが入ってます。

    2015年4月7日 10:58 白石准 (40)

  • 白石准

    ちくらさんは、色々な事に造詣が深くていらっしゃいますね。(#^.^#)
    真ん中のバネはなかなか見かけないなと思って居ましたらそうなんですね。

    製作しづらいのですか。素人には他のとそんなに違うとは思ってませんでした。

    演奏もそうなのですが、意外と巨匠のやっていることはとてもシンプルなのでとても簡単そうに見えるものです。
    演奏していて難しそうに見える間は駄目なんでしょうね。

    2015年4月7日 11:00 白石准 (40)

  • ちくら(chikura)

    私が設計したバネは、円形断面形状のものばかりです。種類は、引っ張りバネとねじりコイルバネが多くて、圧縮バネや板バネなどもありました。材料はステンレス鋼線が圧倒的に多かったです。たまにピアノ線がありましたが、こちらはメッキなどの防錆対策が必要となり面倒です。

    2015年4月8日 12:26 ちくら(chikura) (0)

  • 白石准

    なんと、ちくらさんは、バネも設計されるのですか。それは恐れ多いです。
    ですから、お詳しいのですね。

    ピアノ線は僕にとても関わりのあるものです。
    低音弦は、銅線が巻いてありますが、あの巻き方が巨匠が巻くのとそうでない若い人が巻くのでは、音が違うようです。
    つまり、巻いていくときに、ねじれが酷いと音にも雑味が出るそうです。

    昔、セミプロ調律師でもあった作曲家の父に頼まれて、渋谷の宮益坂の途中にあるピアノ部品屋さん(現存しません)に行くと、目の前で老職人さんが、あっというまに、銅線をピアノ線に巻き付けていくのを見た事があります。
    (殆どのピアノ弾きはあれを見た事がないでしょう)

    機械で巻くように実に美しい手さばきでした。

    今は低音減が切れると、浜松の有名な会社に頼んで数週間は手元に来ない時代です。
    その職人さんも昔に比べたら減っている訳です。
    今は機械で巻いているのかなあ、、。

    2015年4月8日 14:24 白石准 (40)

  • ちくら(chikura)

    ピアノ線は、炭素含有量が0.60〜0.95%で冷間加工の炭素鋼線としては、最強の鋼線となります。高い強度、耐久性、疲労強度をもちます。
    ピアノや楽器の弦に用いられるピアノ線は個別の要求仕様に応えた特殊な品質を満たしたものになるようです。

    2015年4月8日 16:02 ちくら(chikura) (0)

  • 白石准

    ちくらさん、ピアノ線の成分についてはまったく知りませんでした。
    弦もドイツ製のものが評価されているようです。
    日本製のピアノにもドイツ製の弦を張っている楽器を普段良く使いますがとても良いです。

    2015年4月9日 12:33 白石准 (40)

  • ちくら(chikura)

    実態はいさ知らず、ピアノの長い伝統をもつヨーロッパに対する信頼感が違うのでしょうね。
    ピアノ用は、一般用のピアノ線より厳しく規定されているようです。特に?音質に関わる真円度や表面の傷 ?取り付け時に加えられる加工に対する強度。
    ?はピアノ線の伸線加工によって、?は材質によって決定されると考えられます。いずれにしても、私が使用した一般のピアノ線を平民とすれば、ピアノ線の王様と呼んで過言がない高級な製品ですね。

    2015年4月9日 23:43 ちくら(chikura) (0)

  • 白石准

    ちくらさん、なんでも舶来第1という価値感は偏りすぎてますが、やっぱりピアノの歴史そのものが違いますからね。

    それと、今は日本の楽器屋さんももちろん大量生産ですが、それに駆逐されたヨーロッパの今現存してないメーカーの楽器をたまに触る事がありますが、(といって自分の家にも一つある)やはり日本には同じメーカーのものがありすぎて、ピアノの音っていうと、ある一定の概念が出来上がってしまっていますが、メーカーに寄ってこれほど違うのかという音色の違いがあります。

    音色を決めるのはもちろんピアノ線だけじゃなく、ボディの設計、中の鋳物の形、そして、弦を打つハンマーの質、そしてそれをどう調整するかに拠ります。

    たまにホールや個人のために楽器を選定しに行くことがありますが、同じメーカーのものでも本当に千差万別です。
    ここが、電子楽器と根本的に違う所ですね。

    最終的には、どういう空間に置くかということも違いに繋がります。
    自然の産んだ素材を人間が造るものですから、同じものはないと言うことでしょう。

    あと、下手な人が弾いて居る楽器とその反対はまた雲泥の差になるんです。
    だから有名なホールの楽器は素晴らしく鳴ります。

    こんなtechnologyの進んだ時代に、なぜヴァイオリンのストラディヴァリウスと同じ音が出る複製が出来ないのか、、。
    ここが面白いし、不思議な所でしょうね。

    2015年4月12日 19:53 白石准 (40)

  • ちくら(chikura)

    さすが専門家のご説明ですね。ピアノやバイオリンは、元来西欧で完成された楽器ですから歴史と伝統が違います。楽器の中でも、この二つは豊かな表現力をもつ特別な存在ですね。
     こういう優れた楽器と無縁だった半生が悔やまれます。

    2015年4月13日 13:54 ちくら(chikura) (0)

  • 白石准

    ちくらさん、私が懇意にしている調律師(ウィーンで勉強していた、、)のお話によると、たとえば、滅多に無いことですが、鍵盤の先にある動作部分のどこかが破損して、その鍵盤の(もちろんピアノの型によって違うからそれも細かく)位置を指定して、頼んだ場合、日本製の楽器は、車の部品のようにすっぽり素直に入るそうです。

    でも世界中のホールにある、有名なドイツ製の楽器は、型番が同じでもそれぞれ微妙に違うらしく、そこに装着するためには、歯医者さんの詰め物の様に少々細工しないと入らないことが多いそうです。

    手作り感満載ですね。(#^.^#)

    あと、鍵盤を押し下げて、てこの法則で楽器の奥で、ハンマーが弦に向かって上昇しますが、日本製の楽器は、当たり前ですが、ストレートに上昇し、弦にぶつかるのだそうですが、そのドイツの楽器はどうやら、変化球っぽい動きをしていることもあるそうで、その微妙な動きは楽器によって違うとの事です。
    だから、複雑な音が出るし個性があるのでしょうね。

    2015年4月13日 20:12 白石准 (40)

  • ちくら(chikura)

    1台ごとに微妙な修正を加えて作り上げた匠の技を垣間見る思いです。普段、素人には知りえない良いお話ですね。

    2015年4月13日 20:40 ちくら(chikura) (0)

  • 白石准

    ちくらさん、そうですね、そして一番最後の段階、同じ条件の同じ楽器でも弾く人に因って音が劇的に違います。
    それは、アマチュアであろうとプロであろうと、、

    持ち運べる楽器での発表会やコンクールは、もともと楽器の個体差が音色に出ることも多く、小学生のヴァイオリンのコンクールでは、家柄によって、楽器の値段の0が二桁違うこともあり、あまりフェアには思えないこともあります。
    その点、ピアノのコンクールや発表会は、順番で調律が狂うというハンデはありますが、同じ楽器で演奏するわけですからその人の音色(おんしょく)の違いが際立ちます。

    あと、楽器の稼働率の低い地方のホールなどでは、弾き始めた数分間「まったく楽器が眠っている」状態で鳴らない事も多いです。

    数時間リハーサルをしている間に、楽器が鳴ってくる、つまり覚醒する実感があります。
    これは弾いて居る側も聞いている側でも、、。
    楽器は生き物だという実感ですね。

    2015年4月14日 09:13 白石准 (40)

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